今回紹介する選手は、2007年に中田翔選手に破られるまで歴代最多記録だった高校通算86本塁打を放ち、左の中軸候補として期待された大島裕行選手です。
画像ファイル
再現年度:2003年
打率.307 7本塁打 33打点 2盗塁 96試合
西武ライオンズは2002年にリーグ優勝を果たしますが、3番は固定しきれず、それは2003年も続きました。そういったチーム状況の中、中軸候補の一人として期待されていた大島選手は主に右投手を相手に好成績を残し、見事にブレイク……。
とはいきませんでした。2003年には左投手相手の打席は僅か6、1安打で打率は.167で本塁打0と、課題を残したまま翌年に突入した結果、本塁打こそ増えたものの成績は大幅ダウン。その後も他の選手との競争に勝ち抜くことはできず伸び悩み、2012年引退。
でも、こんな成績の若手が出てきたらポジりたくなりますよね……。
以下簡単な解説を。
基礎能力
パワプロ10決定版、11を参考に。打撃関連は試合数の関係からやや落とした。
チャンスメーカー
デフォルト。チャンスメーカーついている選手って、逆に言うとチャンスでは打たないという印象がありますが、この年は7本塁打で33打点なので、チャンスに弱かったという記述もなかったしチャンスランク自体は据え置きでいいかなと。
対左投手G
お世話になっているパワプロ村の管理人様から、対右打率.310で7本塁打、対左打率.167で0本塁打とのデータを提供して頂きました。
また、こちらのページでも左投手との対戦自体が少なかったという記載あり。
課題を克服しないまま伸び悩んでしまったという意味も込めて、このランクに。
三振
三振は多めの選手だった。この年も三振率は.194と高め。
基礎能力がまとまっている分厳しめにつけた。
送球E
守備はあまり上手くはなかったので。
積極打法
早打ち傾向だったらしい。
以上、大島選手でした。若手でスラッガー候補が出てくるとワクワクするよね……。